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新桜川ビル

Sakuragawa Building
Sakuragawa Building 1958 Historical Architecture
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新浪速筋と千日前筋の交差点南東の店舗・事務所と住居の併存住宅。
東面を接する道路をはさんだ、公団桜川住宅や公設市場、南の銭湯など、一連の再開発の可能性も。
目の前の阪神高速のカーブに沿うように弧を描く面白い外観をしているが、実は背後に回ると表と同く湾曲していて、上から見るとバームクーヘンを半分にしたような形状をしていることが分かる∩
この特殊な形状により、普通なんの変哲も無い片廊下もいい雰囲気。

しかし、狭い敷地に住居スペースを併用する建物であるにもかかわらずこの形状を選択したことにより、専有面積の確保やプライバシーの面から居室は外周の高速側を向くことになる。(ちなみに主に北向き)
間取りもいびつな形状に苦心する以上に、配管や換気の問題なのか無駄の多いもの。
これに関しては、当時建物を併存住宅にすることで特別融資を受けることが出来たことが原因であると推測される。
形に関しては、目の前で建設中であった阪神高速のカーブと敷地の形状を考えると、このデザインをはめ込みたくなる気持ちもよく分かる。

高速道路のカーブに合わせるように弧を描く建物

すぐ南の敷地にマンションが建っているがこの形状により建物に光が届く


※追記
2017年、アートアンドクラフトによるリノベーションにより桜川の新たなランドマークとなった新桜川ビル。
バラエティ豊かなテナントが入居し、活気あふれるテナントビルとしてよみがえった。
外装の塗替え、2階事務所区画を店舗用に。躯体の良さを活かした最小限のリノベーション。
新桜川ビル テナント一覧
PAGE INFO
公開日: 2010/5/30 撮影: 2010/5 | 2021/2

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