大阪芸術大学 アートサイエンス学科棟/妹島和世

Osaka University Of Art Department of Art Science New Building 2018 / Kazuyo Sejima Contemporary Architecture
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大阪府南部、河南町の小高い丘の上に位置する、大阪芸術大学の新校舎。
建築家妹島和世氏が日本国内で手がけた初の大学建築。

大学入口から続く坂を登ると、最初に目にする立地であることを意識して、丘と一体化し公園のように誰にでも開かれた空間になることを目指し建築された。

室内空間がおさまるガラスの筒を囲うように配置されたコンクリートスラブは、三次元曲面の形状を利用して、庇、上下階の導線、半屋外テラスになる。
3層構造の建物は、あらゆる方向からの出入りが可能となっており、内部空間からも外側へのつながりを強く感じられる。

パースや模型から思い浮かべたサイズよりはコンパクトな印象をうけたが、地形を読み取り周囲との調和を意識させた結果、このロケーションに最適なボリュームでランディングされている。

波打つスラブが内部空間を囲う。ガラス窓で隔たれた上階への導線が屋内外に設けられ、先にはテラスがある。
自然に建物を周遊したくなるような導線やテラスを学生たちがどんなふうに利用するのか興味を惹かれる。
建物内からは360度、様々な景色を見渡せる。
2階テラス
1階ラボラトリー
地階ギャラリー
時間帯によって様々な表情を見せる。

図面
PAGE INFO
公開日: 2018/12/2 撮影: 2018/11

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