EXPO2025 Co-myaku'25
25組のアーティストが万博会場に多様な“いのち”を描き出す共創型アートプロジェクト「Co-MYAKU」。
名称はCo-Creation×Myakuに由来し、デザイン上の「個のいのち=こみゃく」も重ねる。装飾にとどまらず、才能の響き合いで“これからのいのちのかたち”を共創し、2025年以後へ続く「いのちの循環」を世界へ広げる挑戦。
個性豊かなアーティストたちがいのちを吹き込む多彩な表現と、各所に息づくこみゃくたちによる、半年間だけのコラボレーション。

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作 者:大河紀
エリア:東ゲートゾーン(ゲート外)
場 所:夢洲駅を出て正面の建物外壁
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巨大な“こみゃく”が来場者を招くように現れるウェルカム壁画。伝統的な招きの所作をモチーフに、会場全体へ拡がる“いのち”のうねりを明快な構図で示す入口サイン的作品。

作 者:Summer House
エリア:東ゲートゾーン(ゲート外)
場 所:夢洲駅を出て正面の建物外壁
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東ゲート外で“こみゃく”が空間から飛び出すように現れるポップアート。水や気体のエネルギーを手がかりに、無数の微小運動の連鎖が生む見えない力と、つねに変化し続ける生命の躍動をダイナミックに表現した作品。


作 者:みんな
エリア:東ゲートゾーン/西ゲートゾーン
場 所:東ゲート入ってすぐ左、トイレE33の建物外壁
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デザイン要素〈こみゃく=ID〉を基盤に、オンラインの創造連鎖をリアル空間へ転写した“参加共創型の装置”。鑑賞者を観測者から参与者へと変容させ、複数のworldが共鳴し合う。西ゲート外側にも展開。

作 者:MASAGON
エリア:東ゲートゾーン
場 所:東ゲートを入ってすぐ右側の建物外壁
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結果だけを見がちな現代へ「過程を問い、楽しんで結果へつなぐ」姿勢を促す作品。幾何学パターンと“視線”のモチーフで、来場者に参加的な思考の余白を開く。


作 者:CASPER
エリア:東ゲートゾーン
場 所:東ゲートから大屋根リングへの導線上、ポップアップステージ東外の北
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スプレーのみで描いたグラフィティ作品。作者のキャラクター「CASPCHAN」とデザインシステムの「こみゃく」を共存させ、強い色面と勢いある筆致で来場者の導線にダイナミックな“いのち”のリズムを与える。ストリートの自由さと万博のデザイン言語が混ざり合い、「ともにつくる明るい未来」を視覚化する。

作 者:稲葉秀樹
エリア:エンパワーリングゾーン
場 所:光の広場エスカレーター側面、アイルランド館南
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会場の構造に沿った黒い“すきま”から〈こみゃく〉が顔を覗かせ、外へ踏み出す様子を、上下階を結ぶエスカレーター脇に展開。境界や階層を軽やかに行き来する「いのち」の運動を可視化する作品。





作 者:西島大介
エリア:エンパワーリングゾーン
場 所:大屋根リング柱番号63番に点在、日本館あたり
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大屋根リングの14本の柱に生息する世界中の全19ネタに対応する新種のいきもの《すしネーター》。ネタの種類や産地、にぎり・軍艦・細巻きなどのスタイル、あぶり・づけ等の調理法で細かく分類され、状況に応じて“シンカ”する設定。こみゃくとも相性が良く、リングの柱に複数現れるシリーズ作品として、身近な食のモチーフで発見の楽しさを誘う。

作 者:前田豆コ
エリア:エンパワーリングゾーン
場 所:調和の広場エスカレーター側面、ポルトガル館前
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日本の魅力を「文化の融合と進化」と捉え、「神々の山・海の道・受容と変容の浪漫」をテーマに描かれた大型壁画。左に“山(山岳信仰/アニミズム)”、右に“ゲートと海”を配し、外来文化が日本で受容・変容し独自に進化する様を示す。

作 者:杉野ギーノス
エリア:エンパワーリングゾーン
場 所:コモンズAの建物東側サイド外壁
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オイルパステルの質感と多彩な模様で、〈こみゃく〉と融合したモチーフが同じ方向へ駆け出す瞬間を描く。群れの躍動に“いのちの輝き=Luminous”を重ね、来場者の歩みを促すように配置されている。

作 者:宮内さやか
エリア:エンパワーリングゾーン
場 所:モザンビーク館壁側面(フィリピン館側)
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自然の形を多視点で捉えて再構成した“どこにも存在しない風景=somewhere”を描く作品。会場キャラクター〈こみゃく〉とのコラボとして、記憶の風景を重ね合わせるように構成されている。


作 者:conix
エリア:エンパワーリングゾーン
場 所:コモンズA空飛ぶクルマステーション前 壁面
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多様な文化やテクノロジー、価値観が関わり合い調和する姿を、ポップでキュートなキャラクターと〈こみゃく〉で表現


作 者:KAMI
エリア:コネクティングゾーン
場 所:コモンズF西側壁面
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ペンキによる身体的な筆致で、〈こみゃく〉が“ライン(=他者)”と出会い、関わり合いながらつながっていく過程を描く。黒い背景に白い曲線のみで動きを際立たせ、自然の稜線・波・雲のダイナミズムとも共鳴する。


作 者:Zennyan
エリア:コネクティングゾーン
場 所:空の広場エスカレーター側面、トルコ館側
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デジタル画像の最小単位=ピクセルの集合でイメージを構築する手法を用い、ピクセル同士の交差と増殖を〈こみゃく〉のデザインシステムに重ねて“生成と進化のプロセス”そのものを可視化した作品。


作 者:ぬQ
エリア:コネクティングゾーン
場 所:トイレw41(2億円トイレ)西隣壁面
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生命の“息吹”や“爆発力”に焦点を当て、〈こみゃく〉を弾けるポップコーンに見立てた壁画。歩行に合わせて粒子が弾けるように感じられ、探す楽しみとして“ニコニコこみゃく”が1つ仕込まれている。

作 者:simo
エリア:西ゲートゾーン
場 所:休憩所2奥、e Moverリング西ターミナル側
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各地で収集した石を組み合わせて新たな物体として描くライフワークの第14作。異なる場所・時間の石を一体化することで、距離や時間を圧縮し“混ざり合うグルーヴ”を生む。手のひら大の小石が壁面で巨石として立ち現れ、こみゃくが周囲に群れ、発見の驚きを誘う。

作 者:水江未来
エリア:西ゲートゾーン
場 所:休憩所2奥、e Moverリング西ターミナル側
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無数の個が連なってひとつの「惑星」を形づくるが、いつ分解してもおかしくない危うさの上に成り立つというテーマを、細胞的モチーフの集合で描く。円形の塊が歩行テンポに呼応して“連結?分解”の感覚を喚起する。


作 者:カワグチタクヤ
エリア:セービングゾーン
場 所:大屋根リング柱番号13番、ベルギー館からよしもと館に抜ける道あたり
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木柱にモノクロの動植物が連続して描かれ、個々の生命が絡み合い循環していく様を一筆書きのような流れで表現。歩きながら見るとモチーフがつながり、鑑賞者の動きも“循環”に組み込まれる。「人間や動物、植物など多様な命が一つに結びつき、互いに助け合いながら循環して新たな生命を生みだす」。作者の意図を、リングという場の動線に重ねて体感化する構成。

作 者:emma
エリア:セービングゾーン
場 所:大地の広場エスカレーター側面、ベルギー館とセルビア館の間
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大地の広場から立ち上がる“こみゃく”を、海風に舞う草花のように描いた壁画。中央の〈Hikariの輪〉に来場者が入って“完成”する参加型の構成。「『こみゃくたち』が空高く舞い上がっていく様子を表現。


作 者:オートモアイ
エリア:セービングゾーン
場 所:コモンズB西壁面、隣接するエジプト館を正面に見て右の壁
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バイオ素材や流動する布、感情に反応するテクスチャといった科学的設定と、フィクションの想像力を重ね、〈衣服そのものが“生きる”〉姿を描く。

作 者:Masanori Ushiki
エリア:セービングゾーン
場 所:コモンズC西側壁面
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体全体を“X”に見立てたポーズ=エキスポーズで、来場者が参加して完成する体験型の壁画。人気の撮影スポット。

作 者:原田ちあき
エリア:セービングゾーン
場 所:コモンズC東側壁面
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涙=〈こみゃく〉として、身体を巡る“命の流れ”と大阪の〈ワクワク〉を重ねる壁画。来場者の視線や歩みのリズムに合わせ、粒のような〈こみゃく〉が顔の上を“行き交う”構図で、受け継がれる熱量を可視化。


作 者:田中かえ
エリア:セービングゾーン
場 所:コモンズD西側壁面
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女の子と〈こみゃく〉を共存させ、他者との出会いから“新しい形が生まれていく”プロセスを提示。鑑賞者に「この先はどうなる?」と想像を促す。



作 者:はくいきしろい
エリア:セービングゾーン
場 所:進歩の広場エスカレーター側面、ウォータープラザマーケットプレイス横
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内なる「衝動」や「心のはずみ」を大阪万博の象徴的エネルギーに重ね、動脈と静脈を象徴する色とかたちが交錯しつつ調和するさまを描く。塗料を打ち付けたような荒々しいタッチと鮮やかな色使いが生命の跳動を感じる。



作 者:ムネアツシ
エリア:西ゲートゾーン
場 所:EXPOメッセ「WASSE」東側壁面
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日本昔話「桃太郎」をポップな色彩とユニークなビジュアルで再解釈し、鬼ヶ島へ向かう一行に〈こみゃく〉も同行する様子を壁面に展開。行進するキャラクターの流れが通路の動線と重なり、見る人に“物語を想像する余白”をつくる。

作 者:横山裕一
エリア:西ゲートゾーン
場 所:ガンダムを西に歩き、EXPO2025 WEST郵便局北向い、トイレw55の外壁
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古典和歌を再構成する横山の“ネオ漫画”的手法で、万博カラーと〈こみゃく〉を織り交ぜた群像をコマ割りで提示。歩行に合わせ視線が流れる構成で、“ことば→イメージ→時間”が連続する体験を生む。

関連項目:EXPO2025大阪・関西万博のパブリックアート 全作品 写真一覧
作成者: Hiromitsu Morimoto