芝川ビル(旧芝蘭社家政学園)

Shibakawa Building 1927 / Goro Shibuya Historical Architecture
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エントランス部分に見られるマヤやインカを思わせる装飾や、ポルティコを備えた屋上テラス等、多彩で不思議な建物。
同年北浜に建てられた高麗橋野村ビルディングと同じく、独創的で無国籍な印象を受ける。
なかでも印象的なエントランスの装飾は80年以上風雨にさらされ、原形をとどめない姿であったが、大阪市の「HOPEゾーン事業」船場地区の対象となり、竣工当時と同じ竜山石の装飾がよみがえった。
この建物のもう一つの特徴である、屋上テラスとポルティコも近年修復されたばかりで、今後も船場の町にモダンなたたずまいをとどめていてくれそうだ。

ちなみに芝川ビルは、名村造船所跡地でのアート活動やフローティングハウスの提案、そして八軒家浜のアヒルを連れてきた千島土地所有。
近年アート・芸術事業から撤退を決める企業が相次ぐ中、OSAKA光のルネサンス2009では建物のライトアップも予定されるなど、規模は小さいながら大阪のまちを豊かにしてくれている。
PAGE INFO
公開日: 2009/12/7 撮影: 2009/12 | 2009/10

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