X 現存しない

大阪なんば・新歌舞伎座

Shin Kabukiza 1958 / Togo Murano Historical Architecture
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寄棟の大屋根と連続する唐破風のひさしの組み合わされたデザインは、難波周辺の繁華街の中で一際目立つ建物。
商業主義的なデザインと批判された竣工当時の状況がうなずけてしまうのは、御堂筋に面し周りのビル郡とあまりにもかけ離れた建築だからなのか、数年前まで村野藤吾氏の設計であることさえ知らなかった。

ちなみに2009年をもって新歌舞伎座は解体、2010年をめどに上本町に移転するのだが、移転先は村野藤吾氏が設計し解体中の旧近鉄劇場跡地、さらに同じく同氏の関わった近鉄阿部野橋店が日本一の高さを誇る「阿部野橋ターミナルビル」に建て替えられるなど、村野建築の建て替えラッシュがこのところ急速に進んでいる。
最後の公演が行われていた2009年の写真
今後、御堂筋沿いにこのような文化施設が建設されることは難しいだろう
※追記: 2015/12/25
旧新歌舞伎座跡地に隈研吾氏設計の19階建てのホテル・店舗ビル「(仮称)ベルコ難波ホテル」を建設。
隈氏が設計を担当した東京の歌舞伎座建て替え案と同じく、旧建築のファサードを継承したデザインとなる。
2016年6月着工、2019年7月竣工予定。 Source: 建設ニュース
PAGE INFO
公開日: 2009/2/15 撮影: 2012/12 | 2009/2

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