東大阪市役所旭町庁舎(旧枚岡市庁舎)

Hiraoka City Hall 1964 / Sakakura Architects Historical Architecture
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東大阪市・生駒山を望む、旧枚岡市役所および旧東大阪市役所東支所。
コンクリート打ち放しのダイナミックな外観と、モデュロールを用いたスチールサッシの組み方やブリーズソレイユ、屋上庭園など、大阪でル・コルビジェへの造詣を深めることの出来る貴重な作品。
四方がゆるやかにそりあがる寺社建築のような屋根と、大きく反ったメインエントランスの庇など、どこか「和」を感じることの出来る造形から、西澤文隆氏の特徴も感じることが出来る。
塔の家で名を馳せた東孝光氏も設計に携わるなど、関西のモダニズム建築を語る上でははずせない作品だが、建物内外での増改築が、竣工当時の設計意図を無視していることは残念。
しかし、圧倒的な存在感とディティールにまでこだわったこの作品の良さは今だ健在で、大阪を代表するモダニズム建築であることは変わらない。
反り返った玄関庇がダイナミック
寺社のようなシルエット
モデュロールを用いたスチールサッシ
北側の小窓はロンシャンの礼拝堂を思わせる
生駒山の緑を背景に
緑化された屋上には階段状の三角屋根を設置

コンクリート素地のブリーズソレイユが屋内に入る太陽光を軽減
柔らかさを与える螺旋階段
PAGE INFO
公開日: 2009/11/7 撮影: 2009/11

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