ラバーダック・パレード2013

Rubber Duck @ Parade 2013 / Florentijn Hofman Rubber Duck Project
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2009年の初登場以来、大阪の水辺のフェスティバルのマスコットとして人気を博した巨大アヒルが、はじめての水上パレードに挑んだ。
ルートは中之島の西端から、安治川をくだり、大阪湾を経て、木津川をさかのぼる、約13キロメートルの行程。

小雨まじりの天候の中、スタート地点となる中央卸売市場対岸付近から川幅の狭い安治川を、お見送りクルーズの船団を従えゆっくりとしたスピードでプカプカ進み始める。
途中、鉄道の橋げたに頭をぶつけるという一つ間違えば大問題になりそうなアクシデントも、かわいいハプニングへと転化し、順調に大阪湾へ。
写真左:安治川にかかる橋や防潮堤には、悪天候にもかかわらずパレードを見学する人の姿が。
写真右:アヒルと併走するお見送りパレードの船。

はい。
大阪湾・天保山付近を進むアヒル。
木津川の河口手前。大きく右に傾くアヒル。
ラバーダックの登場を待ちわびる大勢の人たちの元へとたどり着くべく、アヒルを押したり引いたりと、人・鴨ともに力を尽くしてゴールを目指したが、浸水の影響は大きく、その巨体が徐々に前のめりになり、最終的には反対向きにお尻を引っ張られるように曳航され、ゴール目前約1キロメートル手前の地点で、初めての挑戦は幕を下ろした。
写真右の新木津川大橋を越えれば目的地の名村造船所跡地だった。
名村造船所跡地での1日目の展示もキャンセルとなり、その後の状態が気遣われたが、翌日にはお風呂上がりのバスダックのようなきれいな姿で復活し、雨の降る中、2日目の展示を全うした。

参考 : ゴリモンな日々 | アヒルちゃんがピカピカ♪ 綺麗になったよ。

2009年、八軒家浜に初登場した際は公開日直前にしぼんでしまうハプニングに見舞われながらも復活。その後大人気となり、公共の河川をフィールドに作品を展開するパブリックアートの魅力を大いに教えてくれた。
天神橋の上から、遠くに浮かぶ大きな黄色いアヒルがお尻を向けて佇んでいる姿を目撃したときの感覚は、今でも鮮烈に焼きついている。

それから約4年、毎年水辺のフェスティバルに彩りを添えるどころか圧倒的な存在感を放つアヒルの活躍は、この先もまだまだ続く。
PAGE INFO
公開日: 2012/11/1 撮影: 2013/10

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