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旧大阪教育生命保険ビル

Le Pont De Ciel - Kingo Tatsuno
Le Pont De Ciel 1912 / Kingo Tatsuno Historical Architecture
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赤レンガと花崗岩などで構成される赤と白のコントラストは、このビル以前の作品である1908年竣工の第一銀行神戸支店(現みなと元町駅)等の銀行建築から、以後建設される東京駅まで継承され「辰野式」と呼ばれるほど、氏の作品を表す代名詞となっている。
屋根に見えるドーマー窓や煙突、そしてエントランス部分などに施された装飾と船場のオフィス街の対比が面白い。
あと数年で竣工から100年を迎えようとする建物でありながら、閉店したシェ・ワダ高麗橋店に続き現在もフレンチレストラン・ウェディング(オペラドメーヌ)のお店が入るなど、北浜の洋館として存在感を示しているが、内部はとてもきれいにリノベーションされているようだ。
町屋と洋館が建ち並ぶ高麗橋の一角

交差点をノスタルジックな雰囲気にしている。
電線地中化事業によりすっきりとした三休橋と高麗橋の交差点。この建物の魅力が更に高まっている。
PAGE INFO
公開日: 2009/1/17 撮影: 2020/2 | 2009/1 | 2008/12

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