大阪府警察本部庁舎/黒川紀章

Osaka Police Headquarters Building 2002,2007 / Kisho Kurokawa Contemporary Architecture
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大阪城公園の西側、大手前の大阪府警察新庁舎。設計はプロポーザルで最優秀提案となった、黒川紀章氏。黒川氏は完成を間近に控えた2007年に死去した。
共生の思想(歴史と未来の共生、自然と建築の共生、部分と全体の共生、人間とハイテクの共生)をテーマに、大阪城を意識しながら、災害時の拠点としての機能、省エネルギー対策などが導入されたハイテク城。

外装は三層構成で、全体的に張られたタイルに、石材を使用し城壁を連想させる建物下部。そして、カーテンウォール両脇や上層部などのアルミパネルがアクセントとなっている。
南東部の弧を描くようなカーテンウォールが非常にダイナミックで、この建築を印象付ける最大の特徴となっているが、先に述べたカーテンウォール周りのアルミパネルによる繊細な造作が、大味になりそうなデザインをうまくまとめる役割を果たしているように感じた。
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公開日: 2010/3/31 撮影: 2010/3 | 2009/1

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