バロン・ベール/フィリップ・スタルク

Baron Nert 1992 / Philippe Starck Contemporary Architecture
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緑のスチールパネルが全面を被い、まるでテントのよう。
正面のくぼみ部分に、採光のためのガラスが上向きに設置されている。
東京のユーネックス・ナニナニに似た工業的な緑色の建物だが、銅板の外装のダイナミックさには及ばない。
バブル末期に計画され、竣工時はバブル崩壊が顕著に現れだした頃という、まさにフィリップ・スタルク氏が日本に残した負の遺産。
総工費は20億円に達した。
ミナミのど真ん中にあれば、テナントビルとしても建築としても評価されていたかもしれないだけに、谷町筋沿いという立地にこのデザインを採用した理由が分からない。そういう時代だったのだろうか。
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公開日: 2010/3/29 撮影: 2010/4

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