

中庭に架かる渡し通路

夏はさらに鬱葱とする中庭
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10年以上にわたり、エコロジー実験を続ける未来の環境住宅モデル
NEXT21は、ゆとりある住空間、地球環境を課題にした大阪ガスによる実験集合住宅。
その時代の背景に対応した実験を続けている。
[第1フェーズ居住実験] 1994年4月〜1999年3月
[第2フェーズ居住実験] 2000年4月〜2005年3月
そして、2007年4月から少子高齢化など新たな課題を加え[第3フェーズ居住実験]が始まっている。
敷地面積約1500uに対し、屋上緑化なども含め約1012uの植栽が施されている。
屋上には野鳥が飛来し、各階の植栽を通じて1階にある中庭(エコロジカルガーデン)まで降りてこられるように形成されている。
右図 平面図 地階〜屋上まで
実験
生ごみや排水を建物内部で処理するアクアループシステム。
中水や雨水を散水、トイレなどに利用した中水処理システム。
燃料電池コージェネレーションシステム。
固体高分子形燃料電池コージェネレーションシステムなどの様々な実験を試みている。
構造
NEXT21では駆体と住戸部分を分離することで、構造駆体を傷つけず住戸部分を改装することが可能になっている。
また、フレキシブル配管を採用しているため通常の集合住宅のようにパイプスペースの位置に捉われることなく、大胆な水周りの移動も可能。
右図 駆体・住戸分離方式
NEXT21の立体街路の発想や、エコロジカルガーデンなど、実際住んでいない他人から見るととてもすばらしい空間だが、全体に占める住居スペースの割合はどう見ても少なそうで、もし社宅ではなく実際の集合住宅なら賃貸にしろ分譲にしろ、坪単価はかなりの高額になりそうだ。実験集合住宅というのならもう少し現実的な構想と景観をかね合わせたような建物にしてもよかったかも。

立面図 左、西面 右、南面
結局、NEXT21は環境対策の面でのみの実験集合住宅で、実現は難しそうな超高級低層集合住宅なだけな気がしたが、よく言われるように「ラピュタ」のようで見るには楽しい。
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