膨大な不動産物件の中から、セルフビルドが出来る物件やシェアオフィス、古民家など、賃貸・売買を問わず新しい視点で隠れた不動産を掘り起こし紹介する東京R不動産。
そんな東京R不動産提携のもと、関西では神戸に続き2つ目となる「大阪R不動産」がスタートする。運営は長年大阪で、均質化されていない住まい、新しい都市居住のスタイルを提案してきたアートアンドクラフト。

サイト内で物件探しに使うアイコンとして、
・昭和レトロ
　-昭和58年以前に建てられた、S・RC・SRC造の物件
・水都大阪-バルコニー・主採光が水辺に面した物件
・商店街-商店街に面した物件
・町工場
　-倉庫、工場、事務所ほかスケルトン,コンバージョン可物件
・長屋-下町情緒あふれる長屋の物件
・ぬけ感-主採光部からの眺望がぬけている、眺望のよい物件
・バイク・チャリ-上町界隈を除き、坂道が少ない大阪中心部で重宝されるバイクや自転車の事を考えた物件
・コテコテ-これぞ大阪といった面白い物件
リノベーション物件、などが用意されていて、大阪らしい風景、大阪ならではの魅力あふれる物件を掘り起こしてくれそう。

大阪は東京や神戸に比べ、一見しただけで魅力を感じられるような不動産自体は少ないが、南船場や堀江のように大阪を代表する情報発信地へと変貌を遂げた街をはじめ、此花区・梅香エリヤや住之江区・北加賀屋エリアのようにアーティストが集う街づくりをすすめ、街に新しい息吹をもたらしている地域もあり、そこで活動し住まう人たちの手によって魅力的な街へと変貌する可能性を秘めている。
そのほかにも、空室情報をよく目にするドムス香里などの郊外の隠れた名建築や、過渡期を迎えた千里ニュータウンなどの団地、近代建築やレトロビルが集まり、魅力的な街でありながらJR大阪駅周辺の再開発などで空室率の上昇が懸念されている本町・北浜ゾーンのオフィスの再活用など、蓄積された既存ストックを大阪R不動産独自の視点で見出してくれそうで楽しみだ。

※物件のお問い合わせなどは12月9日から。
大阪R不動産　http://www.realosakaestate.jp/　アートアンドクラフト　http://www.a-crafts.co.jp/